先輩の声

2018年入社
浅賀 美季

覚える事が多くて大変ではありますが、
出来る事がどんどん増えていく嬉しさもあります。

今年の4月に入社して、現在5ヶ月目になりますが、様々な仕事を教えていただいています。学生時代は洋菓子を中心に学んでいたので、和菓子の知識は殆ど無いような状態でしたが、先輩方や社長にご指導をお願いし、毎日勉強しています。
最初の頃は、餡玉切りだったり、包餡だったりと基本的な事から教えていただき、今では上生菓子、製餡、たまづさや、ちごもち、ささのしずく、こうえつ、水まんじゅうなどの季節のお菓子もやらせていただいています。
衛生面はもちろんですが、食べて下さったお客様が、笑顔になるようなお菓子を作れるように努力しています。
また、製造だけでなく販売にも携わっています。お客様をお待たせしないよう、丁寧に手早く、商品をご用意できるように心掛けています。また、お客様に安心して買っていただけるように、お菓子の事はなるべく覚え、しっかり説明できるようにしたいと思っています。
覚える事が多くて大変ではありますが、出来る事がどんどん増えていく嬉しさもあります。私事ですが、入社にあたって1人暮らしを始めたこともあり、仕事に慣れるまでは大変でした。失敗も沢山したので、その度に、先輩方や社長にフォローしていただき、アドバイスもしていただきました。失敗した分、次に成功した時や、上達したと実感できた時は嬉しいですし、もっと上手になりたいと向上心も湧いてきます。
まだまだ新人の身ではありますが、和菓子職人として、知識と技術を身につけていきたいです。

1日の仕事の流れは、ちごもちを作っている12月頃から5月頃の繁忙期と、6月頃から11月頃の閑散期で異なります。
4月、5月頃は、朝の5時半くらいに出勤し、餅を蒸かしたり、いちごの餡玉を作るなどの朝の仕事から始まります。
土曜日や日曜日などの忙しい日は、ほぼ、ちごもちの追加で午前が終わる日もあります。12時頃にお昼休憩が入り、午後は次の日の仕込みや、午後分のちごもちの追加をして、14時頃に退勤となります。

閑散期は、朝の6時頃に出勤し、9時の開店に合わせて朝の仕事を終わらせるようにします。それから、上生菓子やたまづさなどのその日に組んだ仕事をし、12時頃からお昼休憩になります。午後は、次の日の仕込みや、午前の残っていた分の仕事をし、15時頃に退勤となります。

私の好きな微笑庵のお菓子

どらやき

私が特に好きなお菓子はどらやきです。
どら生地は前日に仕込み、毎朝焼いています。1つ1つ手作業でつぶ餡を挟んでいくのですが、その際に生地の焼き上がりを見たりします。生地の状態を確かめて、次に自分が仕込む時に気をつける事を考えます。中のつぶ餡は、できるだけ豆の形を残すように炊いており、しっとりやわらかい生地とふっくらとやわらかい餡の相性は抜群です。
シンプルなお菓子ですが、つぶ餡もこだわりもたっぷりと詰まった一品なので、ぜひ食べていただきたいです。

2018年入社浅賀 美季

2018年入社
・学歴
埼玉県立秩父農工科学高等学校 フードデザイン科 卒業
埼玉県製菓専門学校 高度製菓技術科 卒業
・資格
調理師免許
製菓衛生師
食物調理技術検定 1級
秘書検定 2級
日本漢字能力検定 2級

趣味は映画・音楽鑑賞、ドライブ
特技はどこでも寝られる事
最近打ち込んでいることは、美味しいラッシーのレシピを考える事と、植物や鳥のスケッチ