9/24 焼きたて和菓子「一菓」OPEN

UPDATE:
2024.09.21
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焼きたて和菓子「一菓」(いちか)とは

「一菓専心」一つ一つ丁寧に手作りし、出来立てのお菓子をお客様に届ける

そんな店主の決意から【 一菓 】(いちか)と命名された和菓子店が足利市に9/24(火)OPENします。

掲げられた暖簾には「焼きたて和菓子」と染め抜かれています。

店主「村田千聖」さんプロフィール

動画でどら焼きを焼いているのが店主の村田千聖さん。足利女子高校OBです。

東日本製菓技術専門学校時代に出場した製菓学校学生選抜の全国大会にて文部科学大臣賞(第一位)を獲得。この時「30歳までに故郷で自分のお店を開こう」と決意しました。

群馬県の製菓学校なので地元の求人が多い中、「東京で経験を積むべきだ」と直感し、求人が出ていないにも関わらず情熱だけを頼りに入社を希望したのが「本郷三原堂」さん。ここで5年間経験を積みます。

30歳までにもう1軒別のお店で経験を積みたい。自分が食べて心から美味しいと納得できるお菓子を作っているお店で。そんな経緯で村田さんは微笑庵にやってきました。実家が和菓子屋ではない人で、明確な独立の目標を掲げている人は極めて稀です。技術的にも優れていて、熱量高く仕事に取り組む村田さんの存在は、微笑庵にとってもかけがえのないものでした。

在職中に、和菓子職人の資格試験としては最難関であり、全国にまだ150名しか合格者のいない「選・和菓子職」に合格しました。

独立前の勉強会

村田さんが技術的に優れていることは間違いありません。しかし、名人と言われるような技術者であっても、経営者として愛され続けるお店の主になれるかどうかは別問題です。

星野リゾートが「麓村塾」という社内勉強会を実施し、初期には佳路社長自ら社員にアツく語っていたエピソードから、微笑庵でも社内勉強会を開催しました。ガイ・カワサキさんや、星野佳路さんの著書を中心に、コンセプト設計、マーケティング、年間損益予測など、すこしでも経営の助けになれば良いなと願っています。

「一菓」の和菓子

「一菓」さんの商品構成は「焼きたて」で提供するため、徹底して絞り込まれています。
オープンに際しては3品勝負です。

看板商品は「どら焼き」です。
暖簾をくぐり入店すると、カウンター越しにどら焼きを焼く銅板が鎮座しています。
混雑状況にもよりますが、可能な限り「目の前で焼きたてを提供したい」という店主の決意が、店づくりに表れています。

二つ目は「朝焼きかすてら」。
全国に数多くのカステラはあれど、毎朝焼立てを保証しているカステラがどれほどあるでしょうか。是非違いを食べ比べて下さい。

三つめは「季節の生菓子」。
選・和菓子職に合格した店主の技術と感性から生み出される和菓子。デザインの美しさだけではなく、あんこは小豆から裏ごしして炊き上げる自家製餡で、味も申し分ありません。

オープン時はこの三品ですが、季節や状況に応じて商品構成は変わってゆくと思います。是非、公式インスタグラムをフォローしてください。

公式インスタグラムはコチラ

https://www.instagram.com/ichika.wagashi/?hl=ja

【店舗情報】

場所は、足利市のシンボル「織姫神社」から徒歩数分。この看板が目印です。
村田さんが「一菓専心」の心で作る和菓子が、足利の宝となることを、心から願っています。

「焼きたて和菓子 一菓(いちか)」
住所   栃木県足利市通5丁目3186-2
電話   0284-22-3427
営業時間 10:00〜18:00完売次第閉店する場合があります)
定休日  火曜日