わらびもち販売開始2025春

UPDATE:
2025.04.04
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蕨(わらび)の根茎から採取される澱粉を本蕨粉と言います。本蕨粉は蕨根から、わずか5%程度しか精製することができません。希少の極みです。

国内で作られているのは鹿児島と岩手の一部のみで、その希少性からあらゆる製菓材料の中で最も高価であり、なおかつ入手も困難になっています。(ちなみに「わらび餅粉」は本蕨粉が極少量か、まったく入っていない別物です)

微笑庵では、先人から脈々と続く本物にこだわり、本蕨粉のみで練り上げています。

強火で練って練って練り上げて、さらに叩くことで生まれる独特の食感は、比類なきものです。色合いは無色透明ではなく、漆黒の艶を讃えています。

ながれる程やわらかいこし餡を包む手技は、毎日の積み重ねの中で磨かれてゆきます。雫をあつかうような繊細さです。

大豆の固い皮をむいてから、焙煎粉砕したこだわりの黄な粉は、薫り高いうえにくちどけも抜群です。


わらびもち、こしあん、黄な粉。三位一体の調和は、まさに絶品です。本蕨粉が入手困難なことから、材料がある時にしか作れない、幻の逸品です。

あくまでも本物にこだわるため、消費期限は当日中。職人としては、出来立てを少しでも早く召し上がって頂きたいと思っています。