月刊『致知』2023年10月号に掲載頂きました
- UPDATE:
- 2023.09.04
- #和菓子のこころ
「いつの時代でも仕事にも人生にも真剣に取り組んでいる人はいる。 そういう人たちの心の糧になる雑誌を創ろう」
このような創刊理念で出版されている月刊誌『致知』さん。
「有名な人、無名な人を問わず、どんな世界でも各界で一所懸命に生きている真実の人たちがいる。そういう真実の人を見つけ出し、その方たちの体験やそこで得られた英知に学ぼう」――それが『致知』さんの編集方針です。
憧れの方、尊敬する方が、体験談を、人生を語る雑誌で、私なぞ縁があるはずもないと思っておりましただけに、取材の依頼をお受けした時には驚きました。そしてもっと驚いたのは、取材を依頼してくださった記者のプロフィールを伺った時です。
ちょうど10年前の2013年。私は母校の創立30周年記念式典で、卒業生代表としてスピーチさせていただきました。前年に、日本NZ国交60周年の記念イベントで、ニュージーランドで和菓子を紹介したばかりでしたので、「なぜ地方の小さな和菓子店がNZに招かれたのか」というタイトルで講演致しました。
今回取材をしてくださったSさんは、その時の在校生だったのです。そして今回の取材が、致知出版で記者としての初めての仕事だと。なんというご縁でしょう。まさにスティーブジョブズさんの「Connecting the dots」そのものだと思いました。
取材対応は事前質問から、取材当日の臨機応変の対応、取材後の心温まる手書きの礼状に至るまで、微細にわたって心配りが行き届いていて、まさに致知出版に相応しい記者だと感動致しました。
創刊45周年の記念号に名を連ねさせていただき、感謝しかありません。この想いを菓子に託し、故郷の皆様のために精進したいと改めて思いました。よかったら、是非ご一読ください。